通信制大学の中でも、慶應義塾大学は別格です。
すぐ前で慶應の通学を卒業された方が「通信の慶應在学は価値がありません」と言っていますが、
このような偏見しか持てないのであれば、それこそ通学で慶應を卒業した価値がありません。
どういう方が慶應の通信を受けられているかご存じないのでしょうね。
たとえば慶應義塾全国通信三田会(慶應の通信課程卒業のOB会)の会長さんは、現参議院議員で自民党の参議院の何かの委員長をされています。
また、経団連の何かの委員会の会長もされているほか、40近くの立派な肩書を持っている方です。
さらに言うならば、この慶應義塾全国通信三田会の会長さんは、もともと東京大学法学部(もちろん通学)を卒業した数年後に、
慶應の通信課程を受講し卒業されているのです。
東京大学法学部を卒業された方が、さらに向学のために慶應の通信をやっているんです。
慶應の通信に価値がないわけがありません。
加えて、この慶應義塾全国通信三田会の会長さんは、「国会便覧」等においても学歴として「東大・慶大」と掲載しているのです。
学歴ですから東大法学部卒業だけで充分なはずですが、この方は敢えて通信の慶應を掲載しているのです。
この意味を考えてください。
私には「通信の慶應在学は価値がありません」などと言い放つ神経が理解できません。
ただ、私に言わせれば、どんな大学だって、自分がそこでいかに勉強するかによって価値が見出されるのだと思います。
周囲から一目おかれるかどうかは2の次のように思います。